
『九州の石材』取扱い石材のご案内

木目石(もくめいし)
特徴:陶石
石材の比重:約 2.5

木目石は、陶器を作る材料である『陶石』の一種です。美しい模様が入った天然石のことです。特に天草木目石は、その美しい模様が人気で、工芸品や建築石材として利用されています。木目石の工芸品は、置物やオブジェ、表札など、様々な用途で利用されています . 天草木目石は、特にその独特な模様から、玄関タイルや塀にも使われています。また、小片は DIY の材料としてもお使いいただけます。

板石の施工

乱張りの施工

小片の施工

店舗の施工

窯焼き無し

ビシャン仕上げ

ぐり石

木目石は窯で焼くと赤くなります。(焼成温度により赤味に差がでます。)

木目石を使ったブックマッチ
(木目が鏡面のように対象になること)
MokuMono(モクモノ)
木目石を使った食器類

天草で採れる木目石は、陶石の一種で、熱を加えることでまるで陶器のような質感と鮮やかな色合いを生み出します。木目のように現れる自然な模様はひとつひとつ異なり、世界に二つとない表情を楽しむことができます。
料理をそっと引き立て、食卓に上品な華を添える天草木目石の器は、まさに高級食器としてふさわしい逸品です。

店舗の施工

食器

食器
下浦石(しもうらいし)
特徴:砂岩
石材の比重:約 2.4

下浦石は、熊本県天草市下浦町一帯で産出する砂岩です。江戸時代から石橋や鳥居、狛犬など、多くの建造物の素材として使われてきました。また、海運事業で九州全域に広まった歴史もあり、熊本県内だけではなく、グラバー邸や端島(軍艦島)など、九州にある歴史的建造物に大きく関わっています。

下浦石(白)

下浦石(赤)

原石の断面

ボーダーの施工

水磨きの施工

やわらかく落ち着いた雰囲気

下浦石のデーブル

下浦石のデーブル

臼杵石(うすきいし)
特徴:凝灰岩
石材の比重:約2.0

大分県の銘石『臼杵石』。国宝に指定された臼杵石仏(磨崖仏)は、この石で作られています。千年に渡る時の試練に耐え現存しているのは、臼杵石の特徴であり「粘り」が風化を防いだ為だと考えられています。
墓石としても使われていましたが、現在はエクステリアやインテリアに使用されることが増えてきました。凝灰岩には珍しいグレーの色合いが、和風や洋風建築に使われる際に素敵なアクセントとなっています。


温泉施設での使用例



店舗での使用例


施工例

施工例

ピンコロ

阿蘇溶岩
特徴:溶岩石
石の比重:約2.7

阿蘇山から流れ固まった溶岩。その硬さは外観にも現れ、重厚な雰囲気を醸しだしたい時に適した石です。長時間にわたり熱を保つので、焼肉プレートやピザ窯にも用いられます。
表面の仕上げ方法も、切上げ、 ブラスト、磨きなど加工することができます。

石材の表面

溶岩石の原石

溶岩プレート

板石、ボーダーを使った施工

矢部山都石(やべやまといし)
特徴:溶結凝灰岩
石の比重:約1.8

矢部山都石は熊本県の中央、上益城郡山都町付近で産出される阿蘇溶結凝灰岩です。落ち着いた色合いと素朴な石目が特徴。住宅・店舗問わず和風の建築に似合います。
磨きをかけずに切削のまま仕様がおすすめです。壁材の他、舗石やピンコロにも使えます。

割肌仕上げ

石材の様子 1

石材の様子 2

馬門石(まかどいし)
特徴:凝灰岩
石材の比重:約 1.9

馬門石は熊本県宇土市で産出される凝固岩です。今から約9万年前、阿蘇山の大爆発によって宇土市まで流れ出てきた噴出物が冷え固まってできました。そのため、別名『阿蘇ピンク石』とも呼ばれています。
(ピンク色の凝灰岩は他に無く、馬門石だけです。)
馬門石は6世紀~7世紀頃、畿内(現在の近畿地方)に運ばれて、奈良や京都などにある多くの古墳で使われたことが分かっています。

馬門石原石

乾燥した状態

濡れた状態

宇土市議会場

三角石(みすみいし)
特徴:安山岩
石材の比重:約 2.5

三角石は、熊本県宇城(うき)市三角町一帯で産出する安山岩です。貼石として建築や土木に利用されています。他にも、以前は墓石用として使われていました。磨くと、うっすらと青みを帯びる石材で、日本では数少ないグレー系の安山岩です。グレー系の建築材をお探しの方は是非、三角石をご検討ください。

三角石

ビシャン仕上げ

ショットブラスト仕上げ

施工例
野面石を使った施工例

三角石原石

コヤスケにて加工

借り組み

配置指示

施工

完成

南関石(なんかんいし)
特徴:硬質凝灰岩
石の比重:約2.2

南関石は熊本県南関町周辺で産出される凝固岩の一種で、阿蘇山が大噴火した際に発生した火砕流凝固物が蓄積してできたものです。加工しやすい為、古くから様々なもの作り出す石材として利用されてきました。凝灰岩としては極めて艶の乗りの良い石で、大材の確保も可能です。

丁場(採掘場)

南関石磨き

施工例

施工例

御領石(ごりょういし)
特徴:溶結凝灰岩
石の比重:約1.5

天草の五和町で採れる御領石 ( ごりょういし )。薄く紫がかった趣にあふれた石です。非常に軽い(比重約 1.5)ため、壁材としての使用に適します。和風建築によく馴染む色合いですが、コバ積みなどに使えばヨーロッパ風の景観にもマッチします。

ソフトビシャン仕上げ

切り上げ仕上げ 1

切り上げ仕上げ 2

ダイヤカット

隅石

施工例

施工例
栖本石(すもとせき)
特徴:花崗岩

熊本県天草地域で採れる特産の石で、主に石材として利用されています。特に天草特産の「天草砥石」や石造文化財に使われる
花崗岩などが栖本石に該当します。˜
石材・建材:天草砥石は砥石としてだけでなく、建築資材としても利用されています。石造文化財:歴史的建造物や石像にも利用されており、地域に根ざした石材です。また、加工のしやすさや耐久性に優れているものもあります。



河内石(かわちいし)
特徴:

内容準備中



飛岳石(ひだけいし)
特徴:安山岩
石の比重:約2.5

内容準備中

切削

水磨き

鉄平石(てっぺいせき)
特徴:安山岩

安山岩の一種で、板状節理という特徴的な割れ目を持つ石材です。屋根材や壁材、敷石など、建築や造園の分野で広く利用されています。2cm から 3cm 程度の厚さに平たく割れる性質があり、緻密な組成を持つため、耐圧強度や耐火性に優れています。
江戸時代から屋根材として利用されてきましたが、鉄道の開通により石材産業として発展しました。現在では、建築や造園の内外装材として、乱形、小端、方形など様々な形状に加工され、乱貼りや小端積みなどで利用されています。˜明治時代に「鉄のように硬く平ら」であることから名付けられたと言われています。



五島砂利(ごとうじゃり)
特徴:安山岩

長崎県五島列島の鉱山から採掘された「五島蝋石」を砕いて作られた砂利です。類白色を基調とした自然な風合いが特徴。
白やグレー、ブラウン系の砂利です。また、エクステリアで使用したり、庭等の景観に大きな石材を使用することもできます。



ファイヤーサークル 『つどい』

日本の伝統的な風景を現代の暮らしに再解釈した『ファイヤーサークル つどい』は、熊本、大分の豊かな地域資源である凝灰岩と、阿蘇溶岩グリ石を用いた炎と石の調和が生み出す新しい空間演出です。
・コンセプト
火を囲むひとときは、不思議と人の心を解きほぐし、豊かな会話やつながりを生み出します。
地域の石材が持つ素朴でどこか懐かしい表情と、ゆらめく炎の美しさが重なり合うことで、
都会の暮らしにも自然のぬくもりを届けてくれる——それが「ファイヤーサークル(つどい)」です。
人と人、人と自然を結ぶ特別な場を、心地よい炎とともにお楽しみください。
・デザイン
設置場所や利用シーンに応じて、多彩な形状 / 意匠に対応可能です。
・ 円形 / 方形 / コーナー設置型など
・ 凝灰岩:素朴な風合いで自然を感じることができます。
・ 溶岩グリ石:黒系のグリ石で炎の揺らぎが強調され、重厚感と高級感があります。
・使用素材
凝灰岩:御領石 / 臼杵石 / 矢部山都石 / 馬門石など様々な色合いとテクスチャを選べます。
阿蘇溶岩グリ石:火山の力を感じさせる野性味と重厚感があります。黒系の石材なので炎が強調されます。
・燃料
環境負荷の少ないバイオエタノール燃料を使用。煙や煤が出ないため、排煙設備のない屋内でも安心して炎を楽しめます。
・効果
・ 地域資源の再価値化
地元石材を活用した新たな製品の創出
・ 空間演出の幅を拡張
炎の演出で独創的デザインが建築や背景に新たな表情をもたらす
・ コミュニティの再生と提供
人が自然と集い語り合う場所としての価値の再認識



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